フレイルとは、加齢により体と心が弱まっている状態を指します。
このような状態になると、死亡率の上昇やストレスに弱くなってしまうため、予防することが大切です。
本記事では、フレイルの原因について解説します。
▼フレイルの原因
■栄養不足
加齢による食欲の低下や、食べ物を噛む力・飲み込む力の衰えなどで、食事の量が減少し栄養不足につながります。
栄養が不足すると筋肉量が減り、体の機能が低下しフレイル状態へ陥ってしまうのです。
さまざまな食品をまんべんなく食べ、十分なたんぱく質やエネルギーを摂取できるよう食生活を改善しましょう。
■運動不足
いくつになっても自立した生活を送り、身体機能を維持していたいものです。
高齢期にみられる筋肉量の減少と身体機能低下は、フレイルを引き起こす原因の一つといえます。
フレイルを防ぐためにも、定期的な運動を心がけましょう。
■社会参加の減少
社会との関わりを持っている人は、フレイルのリスクが低いとされています。
社会や人との交流が少ないと、さまざまなことへの関心や意欲が薄れてしまうため、体や心の健康が損なわれてしまうでしょう。
そのため仕事や趣味・ボランティア活動など、社会との交流を増やしたり外出をしたりすることが大切です。
▼まとめ
フレイルは、加齢による栄養や運動不足・社会参加の減少などによって引き起こされます。
バランスのよい食事と定期的な運動を心がけ、社会や人との関わりを増やすなどの対策を行いましょう。
『訪問看護ステーションPLUS』は寄り添った福祉医療を目指して、在宅医療を柔軟にサポートしています。
ご利用者様に合わせた訪問看護を実現するスタッフを募集しておりますので、ぜひお問い合わせください。